
みかんが出まわり始めましたね。昔はこたつにみかんが定番でしたよね。でも最近はみかんの消費量が減っているそうです。みなさんはみかんを食べますか?
カロテノイド
今回はみかん(温州みかん)にふくまれるカロテノイドであるβ-クリプトキサンチンについてご紹介します。
カロテノイドは野菜や果物に含まれる天然色素成分で現在約750種見つかっています。β-カロテンやルテイン、アスタキサンチンなどは一度はどこかで聞いたことがあるのではないかと思います。
そのなかでもβ-クリプトキサンチンというカロテノイドが最近注目されています。
β-クリプトキサンチンの働き
現在わかっているベータクリプトキサンチンの働きとして
・肺がん、子宮がんの予防効果
・2型糖尿病発症リスクの低下
・関節リウマチや炎症性関節炎の発症リスクの低下
・アルコールによる肝機能障害の予防
・骨密度低下の予防
・動脈硬化の進展の予防
などなど多くの疾患リスクを下げる研究結果があげられています。
多くはその強い抗酸化力によるものだろうとされています。図のようにβ-クリプトキサンチンは他のカロテノイドに比べると圧倒的な効果があることがわかります。
みかんをすすめる理由
β-クリプトキサンチンは他にはトウガラシやパプリカにも多く含まれますが食べられる量や食べやすさからしたらやはりみかんではないかと思います。
目安は1日1個。
みかんを食べて寒い冬を乗り切りましょう。