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大腸がん 便の検査だけでは不十分? 〜大腸内視鏡検査のススメ〜

By 宮本内科 in ブログ, 医学・病気のはなし Posted On 10月 27, 2021

今回は当院の特徴の一つである大腸内視鏡検査についてお話したいと思います。

目次

  • 1 便検査で何を見ているのか?
  • 2 便潜血反応検査が陰性だったら安心?
  • 3 大腸内視鏡検査の利点
  • 4 どんな人が受けた方がいいのか?
  • 5 大腸内視鏡検査のながれ
  • 6 大腸検査の大変な点
  • 7 当院の取り組み

便検査で何を見ているのか?

健康診断や自治体の大腸がん検診で便検査をしますね。これは正式には「便潜血反応検査」といいます。肉眼で見えない微小な血液成分を化学反応で見つける検査です。大腸ポリープや大腸がんは正常な粘膜に比べ出血しやすいためこの検査が用いられています。直接ポリープやがんを見つけているわけではないので他の理由で起きた出血(腸の炎症や痔など)でも引っかかってしまいます。

もう少し精度の高い検査はないのか?と言いますとないのが現状です。「1滴の血液で」とか「便の遺伝子で」といった検査は技術的には存在しますが、広く検診で行うにはコストがかかるため今のところ実用化されるのはまだ先と思われます。

便潜血反応検査が陰性だったら安心?

残念ながらすべてのポリープやがんが出血するわけではありません。
実際、2割のがんは進行がんになっても引っかからないことがわかっています。特に便がまだ粥状で軟らかい右側大腸のがんが陰性になりやすく、長い内視鏡医生活で多くの検診陰性がん患者さんを見てきました。

大腸内視鏡検査の利点

高性能カメラで人間の肉眼で見るよりも大きく、細かく観察ができるところです。そしてポリープなどの初期病変があった場合にそのまま治療ができてしまうのも大きなメリットだと思います。

どんな人が受けた方がいいのか?

一言でいうと「40歳以上の方はみな一度は受けた方がいい」です。統計上40歳を境に急に大腸がんの発症率が上昇します。食の欧米化も相まって近年大腸がんの発症率は毎年増え続けています。男女ともに死亡率の上位を占めてもいます。
また便秘や下痢で日常生活に支障が出ている方、過敏性症症候群といわれる大腸に異常のない機能性の疾患があります。診断には内視鏡検査で大腸に異常がないことを確認する必須があります。過敏性症症候群は腸内細菌叢の異常やリーキーガット(腸粘膜透過性亢進)、遅延型フードアレルギーなどと関連が深くこのような方々に当院では食事指導や大腸以外の検査結果を踏まえ、対症療法ではなく根本治癒を目指した治療を提供しています。

大腸内視鏡検査のながれ

肛門から内視鏡を盲腸まで挿入して観察する検査です。検査の朝に腸内を洗浄する液体を1−2時間かけて飲みます。だいたい3時間程度で腸の中がきれいになります。
観察をしながら小さなポリープなどはその場で切除します。

大腸検査の大変な点

大きく分けると2点あります。
①洗浄液の問題
洗浄液を規定量飲むのが大変な場合があります。洗浄液は腸で水分が吸収されないよう特殊な組成で作られています。お世辞にも美味しいものではありませんし、濃度が濃いめなので嘔気がする方も少なくありません。
②挿入時の痛み
特にS状結腸と横行結腸はお腹の中でぶらぶらとぶら下がっている部分であるためその形や長さの個人差が大きいのです。内視鏡挿入の難しい腸の形の方は一定数いらっしゃります。この場合、医師の腕の差が大きく出てしまいます。

当院の取り組み

大腸内視鏡検査への不安を少しでも減らすため
・事前の説明に時間をかけています
・医師は熟練の内視鏡専門医、看護師は内視鏡学会認定技師が担当します
・院内にくつろいで前処置ができるトイレ付き個室(テレビ、リクライニングチェア)を2室用意しています
・検査の苦痛や不安をできる限り取るために鎮静剤、鎮痛剤の使用が可能です

安心・安全な検査を提供いたします。ご不明な点はお電話、もしくはメールでも対応可能です。

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