
こんにちは、院長です。
毎日暑くなってきましたね。熱中症が気になる季節です。
熱中症には水分補給が大切ですが、もっと大切なのは毎日の食事「何を食べるか」です。
夏野菜を食べる理由
①抗酸化物質
夏は紫外線の量が多い季節です。野菜自身が降り注ぐ紫外線から身を守るために抗酸化物質を作ります。βカロテンやポリフェノール、ビタミンCやEなどが豊富です。夏野菜に色が濃いものが多いのは抗酸化物質が豊富だからです。その抗酸化物質を食べることで人間も紫外線からのダメージを軽減できるわけです。
②ミネラル
カリウムやマグネシウム、カルシウムといったミネラルも豊富です。暑いとさっぱりしたもので済ませがちですが、どうしても炭水化物が占める割合が多くなり、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が不足しがちです。夏場は汗とともにミネラルが喪失しがちです。ミネラル不足を補う商品がたくさん売られていますが、効果の程ははなはだ疑問です。
③体を冷やす
夏野菜の豊富な水分とカリウムには体を冷やしてくれる作用があります。
生活習慣病の方へ
高血圧、脂質異常、糖尿病。すべて老化です。老化を防ぐ抗酸化物質をたくさん食べましょう!
旬の食材はその季節に合った栄養素で満たされています。1年中ほとんどの食材が手に入る世の中ですが、理由と意図をもって食べるものを選びましょう。「何を食べるか」、そして食べることで「どんな自分になりたいのか」まで意識をもっていけると求めている健康が手に入ると思います。
私は20年ほど東京で生活していました。福岡に来て、野菜が新鮮で美味しいことにびっくりしました。東京ではなかなか手に入らない野菜が普通にスーパーに並んでます。
旬の野菜は丸ごと買って自分で切って食べましょう。できた状態のサラダは加工の過程で栄養素が抜けてしまっています。また材料の産地も不明です。
ちなみに最近はズッキーニやゴーヤをオリーブオイルでソテーして塩で食べるのにハマってます。