
大腸カメラは肛門から盲腸まで大腸をさかのぼり観察をする検査です。胃カメラ同様に非常に詳細に大腸の中の状況を見ることができます。
2018年の統計で大腸癌の死亡率は男性3位、女性はなんと1位です。メディアなどでよく「大腸癌の症状は」なんていう話がありますが、そもそも症状のある大腸癌はほぼほぼ進行癌です。内視鏡で取ってはいおしまい!と言える癌にはまず症状はありません。検診では「便潜血反応検査」というもので間接的にポリープや大腸癌のスクリーニングをしていますが、お腹の症状がなくても、毎日快便でも、40歳を過ぎたら1度は検査をお勧めします。
大腸カメラは腸をきれいにするための2L近い洗浄液を飲んだり、検査も人によっては痛みを伴う検査です。また術者の挿入技術にとても差が出る検査でもあります。
確実な挿入技術で苦痛の少ない検査と正確な診断、治療を提供します。胃カメラ同様に鎮静剤も使用します。
・当院には洗浄液を飲む(前処置と言います)トイレ付き個室を2室用意しています。ゆっくりテレビやYouTubeなど見ながら前処置ができます。
・ポリープの大きさや形状によってはその場で治療いたします。