「人って食べるもので出来ている!」
そういうことに気づき、食事を変えていこう!!と思っても
・何から始めたら良い?
・お惣菜をやめたら良い?
・オーガニック食材を買う?
・お菓子をやめる?
そんな疑問を抱く方も多いと思います。
もちろん、お菓子を減らすなども大事ですし
原材料のほかにもおススメする選択ポイントがあるので、参考にしてみて下さい。
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調味料選びのポイント
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1.醤油
①原材料
大豆、小麦、塩、麹
さらにこだわるなら、ポストハーベストなどを考慮し、
大豆は遺伝
②製造方法
『天然醸造又は本醸造を選ぶ』
・天然醸造
原料のみ。自然な発酵や熟成過程を経て作られる。
・本醸造
原料のみ。製造工程で早く発酵させるための酵素剤を入れても良い。
・混合醸造
醤油になる前段階の「もろみ」にアミノ酸液を入れたもの
2.味噌
①原材料
大豆、麦・米、麹、塩
②製造方法
『天然醸造を選ぶ』
・天然醸造:自然の気温の下で発酵・熟成させたもの。
約6ヶ月から2年程度かかる。
・速醸法:酵素や発酵促進剤を使って、短期間(数週間から数か月)で発酵・熟成させたもの。
③その他こだわりポイント
・︎呼吸穴がある味噌
・遺伝子組み換えでないもの
①原材料
もち米、麹、酒
②製法種類
『 ・伝統製法(〇〇仕込みと表示しているものが多い)のものを選ぶ
・熟成期間1年以上のもの 』
・伝統製法 もち米、米麹、米焼酎
熟成に一年以上かかる
・工業的製法 原材料にアルコールや糖類添加
40-60日でできる
・みりん風調味料 ブドウ糖、水飴、米、米麹、グルタミン酸、香料
即日でできる
4.酢
① 原材料
米、麹、酵母、酢酸菌
②製造方法
『醸造酢を選ぶ』
樽の中で2~3ヶ月かけて自然発酵させるため、
・速醸酢 酢酸菌を人工的に添加して短期間(2-3日)で作る方法。
工業的
③その他こだわりポイント
・︎純米酢を選ぶ
・︎遺伝子組み換えでないもの
5.塩
①原材料
海水 又は 岩塩
②種類
『海塩又は天日塩、岩塩を選ぶ』
・食塩 ほぼ塩化ナトリウムのみ。
イオン交換膜製塩法で、時間がかからず安価に製造できる。
・海塩 海水を蒸発させて作る塩。ミネラルを多く含むため、風味が豊か。
・天日塩 塩田に引き込んだ海水を太陽や風などの自然の力で蒸発させてつく
・岩塩 地中に埋まっている塩鉱から採掘された塩。ミネラルが豊富で、風
・自然蒸発法(天日干し法): 太陽と風の力で自然に蒸発させる方法。
ミネラルが豊富で風味が豊か。
・平釜:開放釜で煮詰めて塩の結晶を作る方法。多湿で降水量の多い日本の昔ながらの作り方。
・加熱蒸発法(人工蒸発法): 海水を加熱し、人工的に蒸発させる方法。
蒸発が速く、短期間で大量生産が可能です。
・膜分離法: 海水を透過膜でろ過し、塩分を濃縮させる方法。通常は逆浸透膜を
いかがでしたか?
まずは、うちの調味料って何が入ってるんだろう?と
ご自宅の調味料の成分表示を見てみてください。
宮本内科胃腸栄養クリニック 管理栄養士🍴