健康増進目的や副腎疲労対策はもちろん、医療現場でも多く使用さ
MCTダイエットなどが流行り使われている方も多いと思
そんなMCT(中鎖脂肪酸)ですが、腸ケアとしてもおすすめです!
しかし、
●オイルや油というと抵抗がある、、
●カロリーが気になる
●美味しいの?味は?
●使い方がわからない
など気にされる方もいると思います
実際使ってみても
●使ってはいるけどどれくらい取れば良い?
●胸焼けがして無理だった、、、
●加熱しても良い?
●何に入れれば良い?
実際、こういった質問をいただくことが多いです。
そこで、今回は
摂取方法と合わせて『MCTと腸ケア』についてお伝えします♪
【そもそもMCTって?』】
そもそもMCTは、中鎖脂肪酸(Medium-chain fatty acids)の略です。
脂肪酸は、炭素鎖の長さによって
●長鎖脂肪酸(炭素鎖14以上:オリーブオイル、大豆油など)
●中鎖脂肪酸(炭素鎖6-12:ココナッツオイル、パーム油な
●短鎖脂肪酸(炭素鎖6個未満:腸内細菌が生成、酢酸、プロピオン酸、酪酸など)
に分けられます。
体内での脂肪酸の流れは
●長鎖脂肪酸
腸 → リンパ管・静脈 → 肝臓・脂肪・筋肉 → 貯蔵 → エネルギー
●中鎖脂肪酸
腸 → 門脈 → 肝臓 → エネルギー分解
というように、中鎖脂肪酸は他の脂肪酸よりも消化・吸収が早く、
また、糖質ではない為インスリン分泌なくエネルギーに変換するこ
【MCTって腸ケアにどんな効果がある?】
様々な効果のあるMCT(中鎖脂肪酸)ですが、腸ケアとしてどのような効果がある
主な効果5つをご紹介。
他の脂肪よりも消化されやすく吸収されやすい特性のため、胃や腸に負担をかけずに素早くエネルギー
胃腸を動かすのもエネルギーが必要となるため、エネルギー不足の
善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌の増殖を促進するとされていま
下痢や厳秘の方は腸の炎症があることが多く、炎症対策は必須です。MCT(中鎖脂肪酸)は腸の炎症を和らげることができるとされていま
油分による軟便効果があるため、便通を改善しやすい効果があります。
油による潤滑油の役割とエネルギー補給ダブルのメリットは、特に便秘の方にとってはありがたい効果だといえます。
5.栄養の吸収効率アップ
MCTの摂取により、あぶらに馴染みやすい脂溶性ビタミンや他の栄養素の吸収率
【MCTの摂取方法と活用法って?】
①MCTオイル
ココナッツなどの原料からMCT(中鎖脂肪酸)のみを抽出したも
無味無臭でクセがないので料理に取り入れやすいのも嬉しいポイン
《摂取方法》
●非加熱で使用
加熱には不向きのため,『かける』が基本です。出来上がりの料理や食品に使用しましょう。
●まずは少量から
最初から大量に摂取すると胸焼けや下痢を起こす可能性があります
まずはタイミングに注意し少量から開始して、大さじ1杯程度を目安にご自身に合う量を
●パウダーという選択肢も◎
オイルが苦手、、どうしても胸焼けが、、という方は、パウダータ
オイルに比べて胃腸不快感などの副作用が少
その際も少量から少しずつ増やしてみてください。
《活用法》
●料理にかける
サラダや汁物など出来上がった料理にMCTオイルをかける。
無駄
●飲料に混ぜる
朝食はコーヒーやスムージー派という方はその飲料に混ぜて摂取してみてください。
②ココナッツオイル
MCTオイルの原料にもなるココナッツの果実から抽出される植物
ココナッツオイルは約6割がMCT(中鎖脂肪酸)、約4割がLCT(長鎖脂肪酸)で出来ています。
《摂取方法と活用法》
●加熱非加熱どちらも可能
飽和脂肪酸が多く、耐熱性が高いので調理や焼き菓子にも利用可能
普段の調理油をココナッツオイルに変えるのもオススメ!
非加熱でも食べられるため、非加熱のお菓子やロースイーツにもよ
●料理には『無臭タイプ』
通常タイプは、ココナッツの香りがあるため料理だと香りが気になるという方には無臭タイプという選択肢もあります。
料理は無臭タイプ、お菓子には通常タイプなど用途によって使い分けるのもいいと思います。
特に,下痢や便秘だけでなく体に炎症がある方は『あぶら選び』は
出来るところから取り組んでいき、胃腸から身体を整えていきましょう♪
宮本内科胃腸栄養クリニック 管理栄養士🍴