まずはじめに・・・・・
◆こんな症状やお困りごとはありませんか?
☑頻繁に頭痛がする
☑頭が働かない感覚がある
☑肌荒れ・便秘・下痢が続いている
☑食欲がない
☑すぐに満腹になる
☑以前よりステーキや脂っこい料理が食べられない
☑生理痛やPMSがつらい
☑アレルギーや花粉症などがある
☑気分にムラがある
☑イライラしやすい
☑疲れやすい
☑寝ても疲れが取れない
☑無性に甘いものが食べたくなる
いくつ当てはまりましたか?
そのお困りごともしかして「腸が原因」かもしれません!
「疲れてるから・・・。」
「更年期かもしれない。」
「ずっとあるし、体質だと思ってる。」など
そういった言葉で、あきらめていませんか?
来院されている患者様の多くは、体質と思って症状と気づいていない方もいらっしゃいます。
腸は様々な不定愁訴の始まりだといわれており、腸を元気にすることによって症状が改善する可能性があります。
胃もたれや食欲不振、便秘、下痢などの胃腸症状を感じている方はもちろん、胃腸のトラブルはないが上記の項目に当てはまる方は、これからの内容を一度試してみてもいいかもしれません。
【腸活の基本の考え方】
腸活と言えば、発酵食品を摂る!野菜をしっかり食べる!など。腸に良いものを摂る方が多いかもしれません。
しかし、当院でおススメしているのは、まず腸に負担となるものを控える「フリー食」をおススメしています。
腸をお掃除するために「不要なものを入れない!」という意識です。
その中で特に控えてほしい4つの物をピックアップして「4F 」と呼んでいます。
①砂糖 シュガーフリー
砂糖は悪玉菌やカンジダ菌などの栄養源となり増殖しすぎると腸内環境を悪化させます。そして、様々な不定愁訴を招く可能性があります。
●砂糖が多い食品例
・清涼飲料水(乳酸菌飲料・栄養ドリンク・ジュースなど)
・お菓子(洋菓子・和菓子・アイス・飴など)
・市販のお惣菜(特に煮物や照り焼き系・酢の物など)
・市販のタレやソース類、ケチャップ、ドレッシングなど
・お寿司(寿司・ちらし寿司・いなり寿司など)
②グルテンフリー 小麦・小麦製品
小麦や小麦製品に含まれる「グルテン」は人の消化酵素で消化しにくいタンパク質です。未消化のグルテンが腸粘膜を傷付け、炎症を起こす要因となります。消化に良い食事として「うどん」があげられますが、腸内環境が悪い方にとってはあまり良くない可能性があります。消化に配慮した食事をする際は、おじややお粥などがおススメです。
●グルテンを多く含む食品
・麺類(パスタ・うどん・そうめん・ラーメンなど)
・パン類
・菓子類(クッキー・ケーキなど)
③牛乳・乳製品 カゼインフリー
牛乳・乳製品などに含まれる「カゼイン」も人の消化酵素で消化しにくいタンパク質です。グルテンと同じく腸の炎症を引き起こしやすいため、腸のために!と思って摂取されている方も大きな変化を感じていなければ一旦、お休みしてみてください。
●カゼインを多く含む食品
・牛乳
・乳製品(ヨーグルト・生クリーム・チーズ・バター・クリームチーズ・練乳など)
④お酒 アルコールフリー
カンジダ菌が放出する独の一つで、アセトアルデヒドがあります。あの二日酔いの体調不良の原因がアセトアルデヒドです。胃腸からくる症状がある時にお酒を摂取すると更にその症状の悪化に繋がります。
お酒を飲んだ時にいつもより酔いやすかったり、いつもの不調の症状が強くなる場合はお酒はお休みしましょう。
☆もう一超え!のおススメフリー食
上記の4F以外におススメなのが「カフェインフリー」
過度なカフェイン摂取は、腸内の水分不足を招き便秘になったり、交感神経を刺激し過緊張状態となり、胃腸の働きが抑制される可能性があります。
・お茶や水は飲まずにコーヒーで水分摂取している方
・常にコーヒーなどが手元にないと落ち着かない方
などは過剰の可能性があります。急激に減らすのではなく、今より少し頻度を減らすなど徐々に減らしてみてください。
●カフェインを多く含む食品
コーヒー・紅茶・緑茶(特に玉露)・ほうじ茶・ウーロン茶・コーラ・ココア・コーラ
チョコレート・栄養ドリンク・玄米茶など
いかがでしたか?
腸に良いと思っていた事、腸に優しい食事だと思っていたことが意外と逆効果な場合もあります。
もちろん個人差がありますが、「腸のため」を思ってやっているけど、良くならないなど効果を感じていない場合は、一旦お休みしてみて下さい。何か症状の改善がみられるかもしれません。
どんなにいいお薬やサプリメントを摂っていても基本は「食事」です。
ここが整っていないと、薬やサプリメントを辞めたらまた症状が再燃する可能性が大いにあります。
本気で胃腸を良くしたいと思う方は、上記の内容を3週間程度実践してみてください。
宮本内科 管理栄養士🍴