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【老化や病気のリスクに関係?】AGE(エージーイー)ってなに?

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こんにちは、宮本内科胃腸栄養クリニックです。

最近、NHKの『トリセツショー』でも話題になった「AGE(終末糖化産物)」。
私たちの体の“老化”や“生活習慣病”と深く関わることが、注目されています!

 

目次
  1. AGE(エージーイー)とは?
  2. 「糖化」は寿命をも予測する!?
  3. AGEは生活習慣でコントロールできる!
  4. 当院では「AGE Reader」で簡単に測定ができます
  5. こんな人におすすめ

AGE(エージーイー)とは?

AGE(Advanced Glycation End Products)は、日本語では「終末糖化産物」と呼ばれ、
血液中の糖とたんぱく質が結びついてできる“体のコゲ”のような物質です。

AGEがたまっていくことで…

  • 血管が硬くなり、動脈硬化のリスク↑

  • 肌のハリや弾力が低下

  • 骨密度の低下や骨折リスク↑

  • 認知症や糖尿病、腎臓病との関連も指摘されています

つまりAGEは、体の内側から進む“老化”や“病気のリスク”の指標といえるのです。

 

 

 

「糖化」は寿命をも予測する!?

2018年、オランダのフローニンゲン大学がAGEに関する驚くべき研究を発表しました。AGEの蓄積度が分かる、糖化測定器を使って、7万人以上の健康的な人たちのAGEを調べたところ、AGEの蓄積度が高いグループは低いグループに比べて、糖尿病や心臓病になるリスクは3倍、死亡リスクは5倍になることが判明しました。しかも、コレステロールや血圧などの数値とは関係なく、AGEが高いだけでも死亡リスクは有意に上がりました。この調査を行った研究者は、体の糖化度であるAGEを測定することは、病気や老化、死亡のリスクを最も正確に予測できる可能性があることを示していると言います。

出典:https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/plzjRO16nl/より抜粋

 

 

AGEは生活習慣でコントロールできる!

AGEの蓄積は、私たちの毎日の過ごし方で変えられます。

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例えば…

  • 「焼く」「揚げる」より「蒸す」「煮る」を選ぶ

  • 野菜・果物など抗酸化食品を意識して摂る

  • 血糖値が急上昇しにくい食べ方をする(食物繊維→たんぱく質→炭水化物の順など)

  • 軽い運動や睡眠の質向上で代謝を促す

でも、自分のAGEが“いまどれくらいなのか”を知らないと、対策の効果も実感しにくいですよね。

 

 

当院では「AGE Reader」で簡単に測定ができます

当院では、わずか12秒で測定できるAGE Readerを導入しています。
この機器は、皮膚に光をあてるだけでAGE量を測定できる装置です。

📍 医療や研究機関でも使用されている信頼性の高い機器
📍 検査は数分で完了、痛みもなし
📍 結果はその場でお伝えします

検査料金:1回 3,300円(税込)

「血液検査はちょっと苦手…」という方にもおすすめです。

 

 

こんな方におすすめです

 

✅健康診断で異常はないけど、生活習慣が気になる

✅将来の動脈硬化や糖尿病リスクを予防したい

✅肌や見た目の老化が気になる

✅これからの健康管理の“目安”がほしい

AGE値を知ることは、今の自分の体の“内側の状態”を見える化する第一歩です。

 

 

測定をご希望の方はお気軽にどうぞ!

AGEの蓄積は、年齢に関係なく進むことがあります。先日うちの40代のスタッフが実施したところ、なんと、80代の値という結果がでました…!だからこそ、早いうちにチェックして、未来の健康につなげていくことが大切です。

検査をご希望の方は、受付またはスタッフまでお気軽にお声かけください☺

 

宮本内科胃腸栄養クリニック

看護師・分子栄養カウンセラー

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