朝・晩は少し肌寒く感じる日もあり、秋を感じる季節となりました。
そんな気温差や夏の疲れを引きづりやすい今の時期は
疲労感を感じやすかったり、何だか胃腸の調子が悪いなど
「なんとなく」な不調を感じやすい時期です。
実際に、理由は分からないが
「胃もたれする」
「お腹が痛い」
「お腹が張っている」
という患者様が多く受診されています。
その不調、夏バテならぬ「秋バテ」かもしれません。
そうかもしれない!と思った方は一度
「秋バテ」チェックをしてみましょう!
▼「秋バテ」チェック!!いくつ当てはまりますか?▼
□疲れやすく、体がだるい □動いた後は横になりたくなる □目覚めがすっきりしない □風邪をひいた・引きやすい □食欲がない □胸やけ・胃もたれがある □便秘や下痢をしている □睡眠の質が悪い □頭痛・肩こりがある |
上記の項目3つ以上当てはまる人は「秋バテ」かもしれません。
この「秋バテ」どうして起こりやすいのでしょうか。
秋バテの要因は以下の3つの変化によって起こりやすいといわれています。
秋バテ要因 その①季節の変化
夏から秋になり、気温の変化や日照時間の変化など季節の変化に適応しようと身体が頑張り、自律神経や血の巡りが悪くなりやすい時期です。
日中は暑く朝晩は冷え、室温調整も難しく身体は思っている以上にストレスを感じていたり、日照時間も減り、ビタミンDの合成時間が減ることで免疫にも影響があります。
「しっかり食べてよく寝る!」
この時期は、一段と意識してみて下さい。
秋バテ要因 その②環境の変化
新学期がスタートしたり、決算時期など仕事の繁忙期の方も多い時期です。
夏の疲れと環境の変化で体調を崩す方も多いでしょう。
少しでもリラックスできるように入浴の時間をとったり、疲れたなと感じた時に深呼吸をしてみたり副交感神経を刺激するアクションを意識してみるといいかもしれません。
秋バテ要因 その③食事の変化
さっぱりしたものや冷たいものを食べたくなる夏は、身体を冷やすものが多く、秋になっても同じようなものを食べていると、身体を冷やし、思った以上に身体の「冷え」を招いています。
そのため、冷たいものは少しずつ控え、体を温める暖かい汁物や身体を温める作用がある根菜類を意識して取ることがおすすめです。
なんとなくな不調を感じている方は、少しでも今の自分を振り返ってみてください。
しらないうちに疲れをためている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
次回は、「今の時期に意識して摂りたい栄養素」についてご紹介します♪
宮本内科 管理栄養士🍴